2007年11月16日金曜日

中西圭三&SEASONS

中西圭三&SEASONSを観に大泉文化むらに行ってきました。このユニットでの活動は足掛け1年半ほどになるそうで、群馬では前橋でも公演しているそうです。本公演のメインテーマはアンプラグド。つまり電気音響なしでの公演です。文化むらの大ホールですから、それなりに声量が試されます。
中西圭三さんは、名前は記憶にありましたが、曲などがいまいち...が、姿を見て思い出しましたね。あぁ、この人、デビュー当時はスマートだったよなぁ。失礼。人事ではありません。
コンポーザーとしては、「チューチュートレイン」「タイミング」など私も知っている曲の作者です。今回もアンコールで「チューチュートレイン」をノリノリで歌唱してくれました。
SEASONSはヴァイオリン3,ビオラ1,チェロ1,コントラバス1のユニットです(パンフレットではキーボード奏者もいるようですが、今回は他にピアニストを迎えているようです)。
チェロの方が一番の年長者でしょうか(それでも充分若いですけど)。寡黙でしたが楽器の音色も相まってしっかり低音,リズムを絞めてくれた感があります。コントラバスの方もかなり若いようでしたが実直にベースノートを弾き出していました。CDをじっくり聴けばこの二人の質量をもっと感じられる気がします。(公演前にCDを購入するとサインを入れてくれると声を掛けられましたが、さすがに知らないユニットに手は出せませんでした。前半の演奏でそれなりに気に入りましたが、サインは無いようなので他で購入しても良いかと見送りに)
ヴィオラの方は、正直、好みかな、というのも有って魅入ってしまいました。構成としてもビオラ×1というのは力量の試されるところだと思います。終始、笑顔で、メンバへのツッコミもありで、いい感じでした。ちょっと主観入りすぎですかね。
ヴァイオリン3人娘は華がありました。トークをこなし、リードをこなし。実力もあるなぁと感じました。まぁ、ちょっとスカートの短さが気にはなりましたが。
全体を通して、楽曲もお客も良かったのではないでしょうか。中西さんも言ってましたが、子供から年配者,コアな客から私のような傍観客まで幅広い客層が、自由に楽しめた気がします。マナーも良かったです。演目もクラシックとポップスのいいとこ取りで、これで下世話ですが、2k円ですよ。良い時を過ごしました。ありがとう。

秋将軍

いやぁ、こんなに寒いのに。北海道は雪ですよ。
でも、まだ咲きました。
種まきをしてから、169日間,花が咲いていたのが112日間でした。

2007年11月11日日曜日

5人のピアニスト

ディスカバークラシックmyきりゅう響シリーズ「5人のピアニスト」を観に桐生市民文化会館へ行ってきました。
体が固まりました。正直、疲れました。寝不足で臨んだのも大きな失敗。
長丁場だったのです。13時開演で、PARTⅠ,Ⅱ併せて20時過ぎまでの大イベントです。いや小ホールの出来事なんですけどね!
5人のピアニストとは、加藤洋之さん,宮谷理香さん,田部京子さん,小川典子さんそして若林顕さんです。みなさん見た顔ばかりなのですが...実際に演奏を聴いたことがあるのは2年前の群響とのセッションで超絶技巧を披露してくれた小川典子さんだけみたいです。う~ん、他のかたは雑誌などで見ただけなのかなぁ?加藤洋之さんの表情は記憶にあるんですが、今までのパンフをひっくり返しても見つけられませんでした。
いやいやしかし、素晴らしいピアニストが集結したものです。本当に桐生市民文化会館,やってくれます。
というかやり過ぎなくらい。普通、クラシックコンサートでは目玉の大作をひとつ持ってきますよね。
それを5人が5人ともやるわけです。聴く方も緊張が解ける暇がありません。
休憩時間はありますが、いやーきつかったですね。生半可な気持ちで行ってコテンパンにやられた感じです。知らない曲が多いのも,まぁ勉強不足なわけですが、睡魔というか疲労感との闘いにつながり...座席的に絶対に眠れない(悟られない)位置にいたのでがんばりました。
(あ~でも最初のころ、チラシの束を落とす輩や、携帯鳴らしちゃう輩とか、どたばたする輩がいたのは残念でしたね。まぁ、開演前にプレトークがあることを知らせなかった会館側の準備,認識不足でもありますが)
といったわけで、よく知られた曲,というより私が知っている曲はとてもありがたかったです。
加藤さんの情熱。これはベートーベンが自らつけたタイトル。実は月光などは後年に他人がつけたものだそうです。知りませんでした。宮谷さんはショパンのバラード。宮谷さんはとてもかわいらしい方です。ちょっとファンになりました。田部さんのペールギュントは楽しかったです。小川さんはゴリウォークのケークウォーク。これは最近の美形若手ピアニストのなかにデビューCDに収録されていた...と思ったのですが、手持ちのCDの中に見つけられず...う~ん、記憶が怪しい。さらにジムノペティ。若林さんはヴォカリーズに、ソフトバンクモバイルのCFで使われた「ロメオとジュリエット」。そして初めてクラシック版を聴きました「展覧会の絵」。ピアノ1本て聴くのもなかなか壮大さがあります。
他にも知った曲はありましたが、なかなか曲を覚えられるものでは無く...あぁクラシックのハードルが高い。
今回、先日の「スタンウェイを斬る」で公演をされた鶴田昭弘さんがコンサートテクニシャンとしてピアノの調弦,調整,調律を担当されています。演奏の合間合間に鍵盤を清掃したり具合を確認されていました。あぁ、これが本来の裏方の仕事なんだなぁと、先の公演を鑑賞された方は同じ気持ちになれたのではないでしょうか。また同じく音楽評論家の渡辺和彦さんがプレトークで曲の解説をされていました。

PARTⅠ
TRACK1 加藤洋之
・コラール「来たれ異教徒の救いの主よ」(バッハ/ブゾーニ編)
・幻想曲とフーガト短調(バッハ/リスト編)
・ピアノソナタ第4番ホ長調K.282(モーツアルト)
・ピアノソナタ第23番へ短調作品57情熱(ベートーベン)

TRACK2 宮谷理香
・楽興の歌作品94/即興曲作品142(シューベルト)
・マズルカ第36番イ短調作品59-1/第38番嬰へ短調作品59-3(ショパン)
・バラード第3番変イ長調作品47/第4番へ短調作品52(ショパン)

TRACK3 田部京子
・ペールギュント第1組曲(グリーク)
・謝肉祭作品9(シューマン)

PARTⅡ
TRACK4 小川典子
・ソナタロ短調(リスト)
・レントよりおそく(ドビュッシー)
・子供の領分よりゴリヲークのケークウォーク(ドビュシー)
・ジムノペティ第1番(サティ)

TRACK5 若林顕
・ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
・バレエ組曲ロミオとジュリエットよりモンターギュ家とキュピレット家(プロコフィエフ)
・展覧会の絵(ムソルグフスキー/ホロビッツ編)

TRACK6
・動物の謝肉祭(サン=サーンス):宮谷理香&加藤洋之
・スラブ舞曲集作品72-2ホ短調/作品46-1ハ長調(ドボルザーク):宮谷理香&若林顕
・ハイドンの主題による変奏曲作品56b(ブラームス):若林顕&加藤洋之
・ラ・ヴァルス(ラヴェル):小川典子&田部京子