Tango Dance PREMIUM
タンゴダンスプレミアムを観に桐生市民文化会館に行ってきました。
生タンゴはこれで2度目ですが、前回は2年前の足利で、同じ民音タンゴシリーズでの公演です。今回が39回ということで結構長く続いているようです。昨年は観に行っていないのですが、近くで公演がなかったのか...迂闊でした。
ダンサーは全5組で、圧巻はジゼラ&ガスパル組。目線や表情、キレそして大胆な技と言い、ブエノスアイレスの世界選手権の初代チャンピオンですが、その迫力は今回のダンサーの中でもトップです。都度都度の挨拶でも、目線を下げず堂々とした態度にもプライドをを感じます。もっとも日本人の挨拶の感覚と彼の地の挨拶の違いを知らないのですが。実は足利でも彼女たちのダンスを観ています。またこうしてタンゴを観に来たのも彼女たちのダンスの記憶が忘れ得ない為かも知れません。
カロリーナ&ヘルマン組はフライヤーを見て一番気になっていたペアです。実は彼には足利の公演でもあっていました。当時のパートナーは既に結婚してやめていて、現在のカロリーナさんと新たにペアを組んでいるとの事。もう少し真近かでみれたら彼女の魅力に取り込まれたやもしれませんが、今回はペアの完成度の低さがやや目に付いてしまった感があります。
ディアナ&カルロス組は、少し毛色の違った感じを受けましたが、実はブエノスアイレスの大会で初めての外国人優勝者とのこと。普段はサルサも踊るそうで、昨年の民音公演にも参加していると知って、ちょっと残念。というか今回は観れて良かった。
他にマルセライバン組,ナタリア&ヘルマン組と一昨年と比べても豪華でした。ナタリアさんはフライヤーの写真からは想像できない艶やかな演舞で心を惹かれました。また観てみたいと本気で思いました。
今回の歌手はマリア・メンターナさん。フライヤーではバネッサ・キロスさんでしたが、体調不調?のためか変更になったとのこと。正直、これは残念でした。歌は旨いのですが、普通におばさんが歌っている感じがして...失礼は承知ですが、夢のひと時を期待する者としては...バネッサさんは足利の公演でも観ているので今回も期待していたせいもありますが。
彼女の歌を聴いて思ったのが、ポルトガルで海の男の帰港を歌ったファドが浮かびました。情景は違えど、女の情感は通ずるものがあるやも...単に言葉の問題だけかな...
バンドは、フェルナンド・マルサン楽団。これは凄い。とても良い演奏をします。メンバー全員が秀逸なのではないでしょうか。派手すぎず、しっかりテクニックを披露し、なんというかメンバーが出せる音を出し切っている感じがします。ピアノ、ベース、バンドネオンx2、ヴァイオリン、ギター。ここにパーカッションがいたらどうでしょう。もっと面白い?いやそのメンバーを加えるなら、このアンサンブルや臨場感を崩さない人でなければなりません。とても魅了されただけに、今後の進化も観て見たい気になりました。
今回、ステージ向かって右側に座席を取りましたが、来年(も必ず)は左かな。足利のときは真ん中で目を右左するのが大変でしたが、今回の公演で客観的に見ると、左側を原点にして踊っているように感じました。まぁ、後方で斜に見ればどこでも良いのでしょうが、ダンスはやはり近くでキレの良い脚捌きを見ないとモッタイナイ。

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